DEIM2024にて生成AIのチュートリアルを開催しました

日本データベース学会,電子情報通信学会データ工学研究専門委員会,情報処理学会データベースシステム研究会の主催する第16回データ工学と情報マネジメントに関するフォーラム (DEIM2024)において,生成AIに関するチュートリアルを開催しました.

  • 題名:クラウド環境で駆動する生成系AIの最先端
  • 登壇者:
    • 今井茂樹(クラスメソッド株式会社 文教ソリューションチーム)
    • 遠藤 雅樹(職業能力開発総合大学校/WorldSkills クラウドコンピューティング職種エキスパート)
    • 杉村 勇馬(株式会社G-gen CTO)
    • 山本 紘暉(クラスメソッド株式会社 新規事業部 生成AIチーム
  • 司会:
    • 横山 昌平(東京都立大学/クラウド技術者養成協会)【司会】
  • 詳細:https://confit.atlas.jp/guide/event/deim2024/static/tutorial#tu-a-1

DEIM2024は,データ工学分野で国内最大規模の研究会で,800人以上の参加者と,400件以上の発表がある非常に大きな研究集会です.本年はアクリエ姫路(姫路市文化コンベンションセンター)で開催されました.参加者は,データ工学や情報マネジメントに関心のある大学や企業の方々で,特に大学院生や学部四年生が多く参加しています.オンサイトで行われた初日のチュートリアルでは,会場が満員になるほど,たくさんの方にご参加いただきました.

前半では、クラスメソッド株式会社の山本様が、AWSを使って生成AIのサービスを簡単に作る方法をハンズオンでお教えくださいました。また、株式会社G-genの杉村様が、Google Cloudが企業でどのように活用されているかの最新事例をお話しくださいました。後半では、遠藤先生にもご参加いただき、大学の会計ルールが厳しい中でクラウドをどう活用するかについて、解決策や定額利用のアイデアをご提案いただきました.

また,協会としてインタラクティブ発表会場内にブース出展も行い,DEIMの参加学生に対して,クラウド関連企業の仕事やサービス等を紹介する機会を設けました.こちらのブースも100名を超える来訪者を得るなど,クラウド技術への学生の注目が高まっている事を感じました.

本チュートリアルは、本会法人会員のクラスメソッド株式会社様と株式会社サーバーワークス様のご協力により実施できました.この場を借りて、感謝の意を表します.今後も法人会員の協力を得まして,コンピュータサイエンスの学生・若手技術者へアウトリーチする活動を進めてまいります.