二年に一度の世界大会WorldSkills 2022 special editionが韓国高陽市の国際展示場Kintexにて開催されています。クラウド技術者養成協会準備会ではCloud Computing Skillsの日本代表およびエキスパートをサポートしています。
日本代表選手:門別 優多 氏(クラスメソッド(株))
エキスパート:遠藤 雅樹 准教授(職業能力開発総合大学校)
競技は4日間にかけて開催され、朝から夕方まで途中昼休み等を挟みながら、熱戦が繰り広げられています。
WorldSkillsは日本では技能五輪国際大会とも呼ばれ、『五輪』を冠した世界大会らしく、初日に先駆けて行われた開会式では選手の入場行進も行われます。
今回は新型コロナウイルス感染症の世界的な流行をうけて、上海大会が中止になり、世界中で分散開催が行われています。ここ韓国ではIT系職種を中心に7職種の競技が行われています。その他開会式では韓国の伝統舞踊やテコンドーの演舞なども披露されました。
World SkillsのIT系職種の競技は基本的にはコンピュータの設置してある机の前に座って行います。ただ、オリンピックの陸上競技等と異なり、誰が一番かがその場では分かりません。クラウドの場合はシステムの自動採点のスコアが表示されますが、これのみで順位が決まる訳ではありません。どちらかと言うと採点競技に近いのですが、かといってフィギュアスケートの様に、すぐに採点結果がでるわけではなく、採点業務に携わるエキスパートは連日夜遅くまで採点作業に追われています。
観客は競技会場の周辺通路から観戦する事になります。通路側に選手の画面が映し出されるので、どんな事をやっているのかは観客も見ることができます。
がんばれニッポン!